感染症皮膚疾患|わかやま電鉄貴志川線日前宮駅・皮膚科|みきた皮ふ科

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感染症皮膚疾患

感染症皮膚疾患|わかやま電鉄貴志川線日前宮駅・皮膚科|みきた皮ふ科

水痘(水ぼうそう)

水痘·帯状疱疹ウイルスに感染することで発症します。
2週間ほどの潜伏期間の後、37~38℃台の発熱とともにかゆみのある小さな赤い丘疹が全身に出現します。
やがて発疹は水疱となってかさぶたを形成します。
ここまでの期間は約1週間ほどで、すべての水疱がかさぶたになれば、登園·登校可能です。治療としては、抗ウイルス薬の内服を処方します。

麻疹(はしか)

麻疹ウイルスが病原体で飛沫感染によって感染します。
約2週間の潜伏期間を経て、発熱(38~39度)、鼻水、せき、のどの痛みなどが見られるようになり、その後3日ほど経過していったん解熱するも、再度高熱とともに皮疹が出現します。
頬の裏側となる口内の粘膜にコプリック斑という白いブツブツしたものがみられるようになります。
そして赤い斑が顔や首から全身に広がっていきます。5日ほど続いた後、発疹は色素沈着を残して消退します。
解熱剤、咳止めなど対症療法が中心となります。

風疹(三日ばしか)

風疹ウイルスの感染症で飛沫感染によって感染します。
2~3週間の潜伏期間を経た後、軽度の発熱とともに全身に赤い小丘疹、頸部耳部リンパ節腫脹がみられます。
症状は3~5日ほどで色素沈着を残さずに消失します。
妊娠して間もない妊婦が発症し胎児に感染すると、生まれてくる子供に先天性白内障、心機能の異常、難聴といった障害(先天性風疹症候群)が生じる可能性があります。
そのため、妊婦さんへの感染には注意が必要です。

突発性発疹

ヒトヘルペスウイルス6型もしくは7型に感染することで発症するウイルス感染症で、39度近くの高熱が突然生じ3~4日続いて解熱した後に、全身に発疹(多くは小さな紅斑)が出現し、2~3日で消失します。くしゃみやせきなどの症状は出ません。
高熱時も元気がよいのですが、発疹時は機嫌が悪くなり便が軟らかくなることもあります。
発疹には痛みやかゆみはありません。治療は主に対症療法になります。

伝染性紅斑

ヒトパルボウイルスB19による感染で発症するもので、約2週間の潜伏期間後、顔面に強い平手打ち様の紅斑が出現します。
そして1~2日後、四肢などに網目状の紅斑を認め、5~7日で色素沈着を残さずに消退します。
発熱は通常みられず、あっても微熱程度です。
時々、関節痛が見られることもありますが、2~4週間で自然に治癒します。治療は、抗ヒスタミン薬などの対症療法であり、伝染性紅斑の出現時にはウイルスの排出は終息しているため、出席停止の必要性は無いです。

手足口病

主にコクサッキーA16ウイルスとエンテロウイルス71の感染で発症するウイルス感染症です。
2~7日の潜伏期間の後、腹痛、下痢、食欲不振、37度台の発熱などの前駆症状を認め、手足口に特徴的な皮疹が出現します。
手のひら、足の裏、指趾の側面、口腔内などに小水疱と紅斑が出現します。
乳幼児では、臀部、肘、膝周囲にも紅色丘疹や小水疱を生じることがあります。
口腔内の痛みのため、哺乳量や食欲の低下で気づかれることが多いです。
約1週間~10日で軽快、治癒し、色素沈着を残さずに皮疹も消退します。
治療は対症療法であり、脱水にならないように注意します。
症状が軽快すれば周囲への感染力は低くなりますが、2~4週間は糞便中にウイルスの排泄があるとされているため、手洗いなどを念入りに行うことが大切です。

頭じらみ

頭髪にシラミが寄生している状態を頭じらみと言い、園児や小学校低学年の児童によく見られます。
主な症状としては、頭のかゆみ、湿疹で、髪の毛に多数のしらみの卵がつきます。
頭髪に寄生するアタマジラミは体長2~4mmほどで、髪同士が接触することで寄生するようになります。
そのため、毎日入浴して髪を洗っていたとしてもうつることはあります。
診察の際、シラミは動きが早いので成虫を見つけるのは困難であるため、アタマジラミの卵を探します。
卵は側頭部、後頭部、耳の後ろなどにあることが多く、長卵円形で光沢があり、毛髪に固着して取りにくいのが特徴です。
シラミが確認されば、除去のためのシラミ駆除薬フェノトリン(スミスリン)シャンプーを使用します。
1回目のフェノトリン処置で成虫、幼虫は死滅しますが、卵には効果がないため、シラミを全滅させるためには、卵から孵化した幼虫を殺虫するために3~4日に1回、計4回の処置が必要です。

帯状疱疹

片側の胸から背中にかけて細かい水ぶくれがたくさんできてチクチク痛みます。
みずぼうそう(水痘)のウイルスである水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が、過労、他の疾患、手術などにより免疫力の低下により再活性化することによって発症します。
体の片側の一定の神経支配にそって痛みを伴った細かい水ぶくれが帯状に生じます。
診断、治療開始が遅くなるほど、帯状疱疹後疼痛という神経痛が長い間残ってしまうことがあります。
早期に皮膚科を受診して抗ウイルス薬内服や点滴治療を開始することが大切です。
万が一帯状疱疹後神経痛が残ってしまった場合は内服薬によるペインコントロールも必要となります。

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